なぜ私が、フリーランスとして独立し起業を目指したか
どうも、”起業/独立/個人事業主のための備忘録”を運営しているSSです。
ブログ閲覧、ありがとうございます!
私は現在、スタートアップ企業で働いているサラリーマンです。
さて今回は初の投稿ということで、私がなぜ独立してフリーランスとしてやっていこうと思ったか、について書いていきたいと思います。
とまあ理由から話しても良いのですが、まずは過去→現在の状況やらをお話していきたいと思います。
前提がわからないですからねw
簡単に見ていくと・・・
経歴としては、
- 新卒で大手ITに入社
- 社会人2年目にベンチャー企業に転職
やってきたことは、
ざっとこんな感じです。
まず学生の頃からWEB系のスタートアップで1年半ほど、自社で作ったWEBサイトの運営をやっていました。
なにせ小さい会社だったので、構成考えたりそれを実際に制作したり、SEOやABテストも自分でやっていく感じ。
一気通貫してやっていたわけです。
そのうち、「もっと大きな会社で大きなお金を動かしてみたい」と思うようになり、新卒で大手IT企業に就職。
幸い1年目から企画の部署と分析の部署を兼任させてもらい、本当に色んなことを学ばせてもらいました。
なかでも1番感じたのは、「大きな会社は大きくなるべくしてなっている」ということ。
すごく当たり前のことかもしれませんが、スタートアップの企業しか知らなかった私からすればすごく新鮮でした。
福利厚生も充実しているし、社内の至るところにシステムを導入し管理する。
また、人が多くなるから、より部署を細分化して業務を分担させる。
要はビジネスマンとしてスキルフルで本当に優秀なのは上層部だけで良いんですよ。
だから上層部には待遇と給与を、それ以下の従業員には福利厚生や制度を提供する、そうやって働きアリ達を自社に捕まえておくわけです。
そのうち優秀な働きアリには、辞めてほしくないから役職や少しばかり色をつけて給料を渡す。
会社としての投資の仕方が本当に上手いなって思いましたね。
新卒も何百人って単位で毎年雇ってたんですが、教育するのって時間もコストも膨大にかかるじゃないですか!?
なので上層部はほとんどが中途で、大金積んで引き抜いてきた人達でした。
とまあこういうことを感じながら1年弱が過ぎていったある日、僕は大企業を”辞めよう”と決意します。
そう思ったのは、
- 大金を動かしても実感が沸かなかった
- 社内でしか通用しないスキルに時間を費やさなければならない
- 私個人ではなく社名という看板で見られる
- 無駄な業務が多い、成長に繋がるような仕事にありつくのに、とつもなく時間がかかる
この4つが大きな理由です。
「もし今の会社が潰れたら、自分に何か残るのだろうか?」こう考えた時に、それまで費やした時間に対してあまりにも得たものが少なかったんです。
「それはお前が無能だからじゃね?w」という声も聞こえてきそうですが、、、汗
私なりに頑張ってはいたつもりで、飲み会断ってセミナーに行ったり、土日はほとんどをビジネス書を読む時間にあてていました。そして結果も残せました。
それでも、「このままじゃ20代で何も身につかず、30代で何も残せない、40代で会社に依存する」と怖くなりました。
そこで思い切ってスタートアップ企業に転職することに。
現在はこのスタートアップ企業にいるわけですが、確かに前職よりかは1人でやることの幅が広がりました。
WEBサイト周りのことだけではなく、人事や社員教育、社内システムの構築などなど、
その時々で不足している役割を担っていく。
それに伴って、必要なスキルを一気にインプットして現場でアウトプットする。まさに理想の環境です。
良い意味でも悪い意味でも、”何も整っていない”のでこれから創っていく、整え甲斐はあるなとw
ただ、人間とは愚かなもので何かが満たされると、また他のことを求めるようになるものです。
ある程度いろいろなことをさせてもらって、スキルが身についてきたんで「これ1人でもできるんじゃね?笑」って思っちゃったんですよね。
これがフリーランスとして独立しようと思い始めたキッカケです。
要は、会社ってクライアントと現場を仲介する代理店のようなものなんですよ。
しかも代理店としての取り分がめっちゃ大きい。
例えば、WEB制作の仕事って大きさによっては何百万とかの案件があります。
こういう案件を1人ないしはチームでやっていくんですが、最終的に自分に返ってくるのって給料分ですよね?
会社通さずにやれば、そのまま何百万が自分の懐に入ってくるのに・・・
確かにこの案件を取ってきてくれる営業の人がいて成り立つ、ということは重々承知しています。
ただ、もしこの案件を個人で取ってこれるなら、それだけで数ヶ月は生活をしていけます。
あともう1つ理由があって、それは私が働く上で大事にしている4軸に、今の会社が当てはまらなくなってしまったということ。
この4軸というのは、
- 理念や方向性への共感度
- 給与の金額
- 身につくスキル
- 得られる経験、実績
私は働く上でこの4軸がとても大事だと思っています。
ただ、会社の方向性に共感できなくても給料が高いなら、給料が低くてもスキルが身につくなら、スキルが身につかなくても実績や経験が積めるなら、と考えた時に、現状会社から得るものが無くなってしまったということです。
なので、これらを得られないなら辞めるべきだなって。
結局「会社というのは社長のモノ」なんですよ。
会社って、社長がやりたいことや作りたい組織を実現するために創るじゃないですか?
「こういう仲間とこんなことがしたい!」みたいな。
裏を返せば”社長のやりたいようにできる場”が会社なんですよ。
でもこれって、成功する上ではめっちゃ大切なことだと思っていて、ようは今の自分をより成功に近づけるにはちょっとずつでも"好き嫌いで決められるコト・モノの幅"を広げていくしかないなって。
社長がこういう環境を手に入れられたのも、覚悟や信念を持って勇気を出して行動したからだと思うんですよね。
なので、それだったら私も挑戦してみようかなと。
ということで、初回ということもありかなり気合を入れたので長文になってしまったのですが、これが私がフリーランスとして独立しようと思った理由です。
※嫌なことを言う奴をクビにしたり、給与を出汁に使って従業員を働かせ、やりたい放題できる場を創りたいわけじゃないですよ!笑
どちらかと言うと、気の合う人と好きなことを気ままにできればと思っているので!
1回フリーランスとして起業してみて、後々は法人化をしていこうかなと思っています!
まあ、ミスったとしてもまた再就職すれば良いですし!(絶対に嫌ですが。笑)
その過程でインプットした内容を、アウトプットとしてこのブログに書きためていけたらと思っているので、引き続きよろしくお願いします!
それでは!
ご精読ありがとうございました!